最近ある人から、冷蔵庫が丸見えなのはどうかなぁと言われました。最近の設計では冷蔵庫を見えないように設置することが多いようですね。
確かに我が家の冷蔵庫は、思いっきりダイニングからもリビングからも丸見えです(笑)。
でも山口工務店には配慮してもらって、冷蔵庫は上部と側面には目隠し用に板をはってもらったので個人的にはそれほど気にならないのですが。しかも動線的にはキッチンシンク、ダイニング、リビングからの最短距離上にあります。見た目はともかく動線的には大満足。
冷蔵庫を隠す場合には、キッチンの背面カウンターを大きくとって、引戸収納と一体としてその中に入れてしまうパターンや最近よく設けられるパントリーに入れてしまうパターンがあります。
マンションや背後が壁になるような間取りなら天井まであるような収納と一体で冷蔵庫を隠すというのは素敵だなぁと思います。我が家の場合には北側の景色を取り込むためにキッチン部分の開口は絶対だったので、この案は取れませんでしたが。
パントリーには最近他の電子レンジ等の家電を収納する方も多くて、冷蔵庫もそこに収納とされる方もいるようです。スッキリとはしますが、気をつけたいのは動線。シンクまでの距離が長くなるとちょっと非効率です。特に、パントリーの入り口がキッチンのコンロ側に設けられていると、調理動線が長くなりがちなことに加え、ダイニングやリビングからの距離も遠くなり、しかもキッチン内で動線が交わりがちになって危険なこともあります。
実は以前に冷蔵庫がパントリー内に設置された家に住んだことがあるのですが、上記のような理由で使い勝手は今一つでした。というわけで、今回は動線優先、景色優先で冷蔵庫が見える配置となった次第。
でもこの冷蔵庫、引越しでそのまま持ってきたのですが、もう少しこの家の雰囲気に合う色みのものに買い替えたほうがいいかなぁ。もう15年も使ってるし、そろそろかも。