八ヶ岳西麓 二拠点生活

海外居住中にもかかわらず、八ヶ岳西麓での二拠点居住を目指している50代夫婦の土地探し、家づくり、二拠点居住準備を中心としたブログです。将来的には移住を予定しています。

微笑みの国

出張でトランジットで使うことはあっても、なかなか降り立つことのできなかったタイ。プライベートでは2017年以来、仕事では20年以上ぶりです。

今回のフライトは出張なのにLCCエアアジア。まぁ長距離ではないので、席が狭かったり、食事が出なかったりというのはいいのですが、困るのは機内持込制限の7キロ。PCや着替えを入れるとどうしても7キロにはおさまらず、預入荷物にしなくてはいけません。しかし、昔の経験からは荷物のピックアップに非常に時間がかかった記憶が。夜遅くに到着するので早くホテルに向かいたいのだけど空港での荷物待ちは避けたいところ。

LCC専用のドンムアン空港に到着したのは、夜の10時近く。あーこれから入国審査と荷物待ちか。。。しかし、何ということでしょう、入国審査はものの1分、そしてバゲージクレームエリアに降りていくと、もうターンテーブルが回っていて、私の荷物もグルグルしているではありませんか。20年前とは全く違うドンムアン空港の進化と効率性に驚いたのでした。

もう一つ驚いたのは会社のあるオフィスビルのエレベーター。まずオフィスに入るには、パスポート又はICチップ入りの政府発行IDカードを入れて行き先を指定してQRコードを発行してもらわないといけません。

これをゲートにかざすとビルの中に入れるのですが、今度はエレベーターホールにもQRコードの読み取り機があって、これにかざさないとエレベーターに乗れません。

エレベーターホールにある読み取り機

QRコードをかざすとどのエレベーターに乗るか指示が出され、そのエレベーターに乗ると今度は階を押すボタンがありません。

エレベーター内に階を押すボタンはありません

そう、指示されたエレベーターに乗ればQRコードに登録された階まで自動で運んでくれるというわけです。逆に指示された通りに乗らないと目的地に着けません。

20年前はエレベーターの中に人がいて、微笑みながらどちらまでとかやってたけど、(コロナを経て)ほぼタッチレスで機械のご指導を受けながらエレベーターに乗るように大きく変化しているようです。新しいものをどんどん取り入れるアジアの活力にまた感心したのでした。