八ヶ岳西麓 二拠点生活

海外居住中にもかかわらず、八ヶ岳西麓での二拠点居住を目指している50代夫婦の土地探し、家づくり、二拠点居住準備を中心としたブログです。将来的には移住を予定しています。

フローリングを貼る方向

設計の段階ではあまり気にもしていなかったことがまたまた出てきました。先日、妻が現地に行った際に、棟梁から、「図面ではフローリングの貼る方向が南北方向なんだけど、東西の方が長手だからそっちの方がいいんじゃないかなぁ。」とのこと。どういうことか図面を見てみると、

たしかに、フローリングの方向はすべての部屋で南北です。我が家の設計だと窓が基本的に南北にあり、特にキッチンからリビングまでの距離はそれなりにある(のでこちらが長手と考えられなくもない)ので、南北に貼ることも意味があるような気もします。長く見せたい方向に貼る(すなわち一般的には長手)のがよいと一般的に言われているようです。

一方で、南北方向に貼ると玄関から入ってリビングダイニングまでの廊下が枕木のように横ぐしになるのはかなり違和感があります。また、ピアノ室の北側の机やベンチ付近も天井高を2200に設定し袖壁(構造壁)で少しおこもり系の部屋にしてあるので、ここも南北に貼ってしまうと少し違和感がありそうです。

貼り方を変更して東西に貼ると、玄関前からの廊下はごく自然な形に見えますし、その続きのリビングの広がり感も得られそうです。キッチンからリビングへは横に貼られる形になりますが、廊下のようには狭くないのと、ダイニングテーブルやソファー、TVボードなども置かれるので、たとえ南北方向に貼ってもらってもそこまでの広がり感はないようにも思います。唯一、寝室前から洗面所にかけての廊下が横貼りになり、枕木状の貼り方にはなってしまいますが、ここはいずれにせよ裏動線なので、仕方ないかなとも思います。

あと、天井も杉板張りにしてもらうのですが、その貼る方向も東西方向。なんとなく南北方向よりも東西方向に貼る方がいいような気がしてきました。ただし、東西方向に貼ると、南側の濡縁とは方向があいますが、西側のウッドデッキとは今度は方向が交わってしまいます。さて、どうしようかな。。。

最近の家の設計は、周遊できるような動線設計になっていることも多く、そうするとどうしても、家のあちらこちらに、東西と南北の動線(すなわちフローリングの貼る方向)が交わるところができてしまいます。お風呂のリモコンに続き、またまた悩みどころです。