八ヶ岳西麓 二拠点生活

海外居住中にもかかわらず、八ヶ岳西麓での二拠点居住を目指している50代夫婦の土地探し、家づくり、二拠点居住準備を中心としたブログです。将来的には移住を予定しています。

基礎工事進捗中

8月下旬に地鎮祭をやってから始まったのは、まずは基礎工事です。この地域は、寒冷地で凍結深度が深く、80センチまで基礎を入れなくてはいけません。基礎工事というよりは、まずは土工事という感じです。

敷地自体が緩やかに傾斜しているので、傾斜の下の方に位置している部分は基礎を作ったあとに埋め戻すことで凍結深度を確保しています。工事に先立って行われた地盤調査の結果によれば、敷地の下は比較的硬い岩盤で特に地盤改良は必要ないとのこと。よかったよかった。確かによく見てみると固そうな石がゴロゴロとしています。

べた基礎を採用していますが、基礎の周辺外周部だけでなく内部でも一部深く基礎を入れ込むことになるので、小さな山がいくつもできているような様子になっています。

この後、砕石を敷いてさらに防湿シートで覆ったところ。

砕石を敷き終えたところ

防湿シートを敷き詰めたところ

ここまでが大体9月の前半くらいまでで完成です。ここからいよいよ基礎コンクリートの打設になるのですが、9月下旬から10月初めにかけては、現地は天気が悪く雨続き。工程も遅れ気味だったようです。

というわけで今回現地を訪れた際の現場の様子がこんな感じです。

基礎工事立ち上がりまで完成

基礎工事は型枠もとれ、立ち上がりまで完成していました。でも、まだ基礎断熱の断熱材は入っていないですし、給排水の配管もできていないですね。ただ、玄関土間と勝手口土間の土間コンはできていました。

玄関土間部分 薄い緑色の断熱材が入っています


玄関土間と勝手口土間にも基礎断熱をお願いしていたので、土間部分の立ち上げ部分に薄緑色の断熱材が入っているのがわかります。玄関土間に続く玄関ポーチ部分もできていました。

玄関ポーチ部分

ちょっと写真ではわかりにくいのですが、玄関土間と室内側の段差をなくすようにお願いしたので、玄関ポーチの高さが基礎の立ち上げの高さよりもレベルが高くなっています。基礎の立ち上げよりも、立ち上げの上の土台となる材木の厚さ分の10センチ程度は玄関ポーチを上げておかないと、今度は玄関土間と玄関ポーチの間に大きな段差ができてしまうので。こうしたところや断熱の取り合いなど、設計というのは本当に細かいところまで大変なんだなぁと思います。

今日は現場では浄化槽の設置工事を行なっていました。浄化槽自体は既に埋め込まれていますが、コンクリートを流し込むのはこれから。これもお天気次第で工程に影響が出るようです。

浄化槽設置工事中

最後にもう一度全体を見てみました。

基礎全体

遠くの方に玄関ポーチがあって、基礎立ち上げよりもレベルが少し上がっているのがわかります。右側には濡れ縁を支える支柱の基礎となる円柱のようなコンクリートも見えます。全体を見ると結構広いなぁと思うのですが、一つ一つの部屋の基礎部分を見ると、本当にここにグランドピアノが入るかなぁとかシステムキッチンが入るかなぁと心配になるような大きさです。実際に完成したらどのようになるのか、楽しみのような心配のような。。。