八ヶ岳西麓 二拠点生活

海外居住中にもかかわらず、八ヶ岳西麓での二拠点居住を目指している50代夫婦の土地探し、家づくり、二拠点居住準備を中心としたブログです。将来的には移住を予定しています。

引渡後 玄関・ポーチ・廊下編

外観に引き続いて、今度は玄関まわりから廊下にかけてです。玄関部分の特徴的なポイントは以下の5つです。

1.玄関ポーチの大きさ

玄関ポーチ面積は、幅約2.7m、奥行1.8mでかなり大きくとってもらっています。屋根はこのポーチ部分からさらに軒がでていますので、これならば、多少の雨や雪でも玄関が濡れることはなさそうです。玄関ポーチがそれなりに大きいので、タイルも通常の30センチ角ではなく、少し大判の45センチ角のものを採用しています(サンワカンパニー リバーサイド タバコ)。玄関ポーチの照明は、ドアの樹脂複合枠の色にあわせて黒色を選定し、人感センサー付きにしています(オーデリック OG 254 278 P2)。

タイルは東京青山にあるサンワカンパニー本店まで現物(45センチ角のタイル)を確認しにいったのですが、それでも実際にこの大きさで貼ってみると思っていたよりは少し明るく見えます。もっとグレー色が強い方がいいと思う方は気をつけた方がいいかもしれません。ちなみに、玄関ドアは、YKKAPのイノベストD50 の型番BE110(樹脂複合仕様)のマキアートパイン色です。電子錠はつけませんでしたが、どうしても必要なら後付けしようかと思っています。

 

2.玄関土間と床面に段差なし

玄関部分の最大の特徴としては、玄関土間と床面の間に段差がない(上がり框なし)ことが挙げられます。玄関のサイズ(収納部分除く)は約2畳で土間部分とホール部分で1畳ずつと最低限ですが、段差をなくすことで少し広く感じられます。玄関土間に水を流すこともしませんし、現在、海外で住んでいるアパートも全く玄関部分に段差がないので、あえて段差がない形を採用することにしました。玄関土間は基礎断熱をしてもらっています。

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段差がないのでルンバにそのまま掃除してもらえます(笑)。土埃をできるだけ持ち込まないように気をつけないとはいけないですが、これは大きなメリット。ただ、段差がないと靴を履くときに若干困るかもしれないので、山口工務店さんに椅子を造作してもらいました。

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玄関の照明は、正面に大谷石でできたオーデリックのOB-255-237LRを、左側に通常のブラケットライトであるコイズミのAB 43838 Lを人感センサー付きで設置してもらいました。正面の大谷石の照明の下には、ちょっとした置物や小さな絵を飾ることも想定しています。なお、玄関からLDKまでは、せっかくの杉板天井の伸びやかな流れを邪魔しないように、できるだけダウンライトを用いない方針です。

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3.玄関収納

玄関を入ってすぐ右側に玄関収納を設けました。段差がないことを活用して、引違いの扉を設け、土間側からでも玄関ホール側からでもどちらからでもアクセスできるようにしています。玄関収納内は、シューズボックスやコート掛け、収納棚、ゴルフバッグなどが置けるような土間スペースなどを設けてあります。なお、電動自転車などのバッテリー充電を想定して、土間部分にコンセントを設置。

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4.一部吹抜け

玄関上部に小さいながら吹抜けを設け、吹抜け上部にFix窓と二階の居室とつながる窓の二か所を設けて、玄関内に間接的な光を取り込むこととしました。天井を高くすることで、実質二畳しかない玄関が少しでも広く感じられることと、高い位置から光を落とすことで光が壁を反射しながら玄関を優しく照らしてくれることを意図しています。

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5.廊下部分

最後に廊下部分です。玄関からLDKにつながる部分、そして、洗面所につながる部分に廊下がありますが、単なる廊下ではなく壁面収納として活用しています。収納の仕上げは基本的に共通で、シナベニヤを使った造作を山口工務店さんにお願いしました。一部の収納は、充電式掃除機や掃除道具を入れることを想定して縦長のものが収納できるようにし、コンセントも併せて設けています。収納内に照明をつけなかったので、もしかしたらちょっと暗かったかも。必要なら充電式のLED照明を後付けします。

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