八ヶ岳西麓 二拠点生活

海外居住中にもかかわらず、八ヶ岳西麓での二拠点居住を目指している50代夫婦の土地探し、家づくり、二拠点居住準備を中心としたブログです。将来的には移住を予定しています。

キッチンハウス(グラフテクト)に行ってきました

キッチンは、ウッドワンを第一候補と考えつつも、値段的なこともあり、いくつか他のキッチンメーカーも巡ってみることに。まずは、前々から気になっていたキッチンハウスへ。とはいっても、もちろん、キッチンハウス本体には手がとても出ないのでw、そのセカンドブランドであるグラフテクトです。

グラフテクトは、キッチンハウスのクオリティはそのままに、オプションを減らしたり、規格化することで値段を一律85万円として提供しているものです(その後バックセット込みで125万円になったようです)。天板と面材にメラミンを使用しており、まるで家具のような雰囲気があって他のキッチンとは一線を画しています。また、デュエと呼ばれるII型のレイアウトが標準で選べることから、II型のキッチンにするのであれば有力候補でした。

まずは、メルクリオと呼ばれる少し錆がかったような色合いのキッチンです。シンクがアイランド側で加熱機器が壁側。希望のレイアウトの1つです。少しざらついた感じも高級感があります。シンクは少し小さめで浅い感じもしますが、使い心地はどうでしょうか。ただ、キッチン自体に存在感を与え、全体をコーディネートできるのはなかなか魅力的。

メルクリオ II型

このメルクリオと並んで人気なのがべトングレー。コンクリートっぽい色合いです。こちらはペニンシュラ型。こちらもなかなか素敵です。もし、床が無垢材なら、こちらの方が色合いとしてはあっているかも。

べトングレー アイランド型

バックセットは違う色の組み合わせもできます。写真ではバックセットは木目調(ノッティブラウン)。メラミンを使っていて、凹凸感もあり、非常によくできた木目調ではありますが、床に無垢材を使うと負けてしまうかも。

もともとはミーレの食洗器も入れられたのですが、納品できなくなったようで、食洗器はボッシュに変更になっています。

デザイン的に魅力的なキッチンではありますが、天板やキャビネんと面材につかっているメラミンの耐久性がどの程度なのか、少し不安です。色見本が置いてあったのですが、角が剥げてしまっていて下地の木材(MDFのようなもの)が見えてしまっているものがありました。

また、もう一つの問題は、ビルドインの電気オーブンレンジが入れられないということです。200Vの電気オーブンレンジを入れたいと思っていた私たちにとっては、この点はかなり致命的です。

最後は、やはり家の雰囲気とあうかどうかという問題。無垢の床に珪藻土という自然素材中心の内装に、ややモダンな無機質的なキッチンがあうのか、またバックセット(又はII型としたとき)と他の木で作成予定の収納がうまく合うのか、ちょっと自信がありません。

値段的にも、ボッシュの食洗器やIHヒーター、タッチレス水栓などをオプションで足していくと、オーブンレンジ抜きでもやはりそれなりの値段になってしまいそう(基本値引きなしとも聞いているので)。

II型のレイアウトがあるという意味でも引き続き候補ではありますが、今のところ、ウッドワンの方に心が傾いています。