今度はTOTOの新宿ショールームへキッチンを見に行ってきました。TOTOのキッチンはクラッソとミッテと二種類があって、クラッソの方が上位キッチンです。TOTOのキッチンの特徴は、なんといってもクラッソのクリスタルカウンター。半透明のカウンターで本当にきれいです。方向性は違いますが、グラフテクトのキッチンのように見栄えもします。実際に新宿のショールームでも展示キッチンの大部分は、クラッソでミッテはほんのわずか（笑）。しかも、実際にクラッソとミッテを比べてみると、クラッソの方が圧倒的にいい。値段も（定価ベースでは）それほど変わらないので、クラッソで検討することに。
これがクラッソのクリスタルカウンター。
天板の薄さやソリッドで一体的な形状、蹴込みがとってある点など、モダンな印象を受けます。マンションとかで白い壁とか扉とかだと似合うだろうなぁ（そういう意味ではグラフテクトと競合しそうな気がします）。
また、キャビネットは三段のところが多いのですが、クラッソは二段。デザイン的にもすっきりと見えます。また、LIXILのように収納が作りこまれていることもなく、シンプルなのも好感。まぁ、中身が木箱であることに変わりはないですが。
クラッソのもう一ついい点は、リンナイのフロントオープンの食洗器が入れられることです。リンナイのフロントオープンの食洗器は国内の食洗器で唯一のフロントオープンなのですが、なぜかシステムキッチンで導入できるメーカーが限られている。TOTOはその数少ないキッチンメーカーです。
高さがAEGやミーレに比べると少し短いので容量も少し小さいですが、二人用としては十分な大きさです。何よりも、海外製に比べてコストが大幅に安い。実勢価格を考えるとおそらく海外製の半額以下で10万円以上安くなるのではないかと思われます。魅力的（笑）。
グラフテクトの時も同じでしたが、問題はこのモダンテイストのキッチンが無垢材＋珪藻土の自然素材の家に似合うかどうか。特に面材をどう選べばいいのか？もちろん、クラッソはいろいろな面材が選べますし、木目調の面材なども選択できるのですが、やはり、無垢の木の床に木目調シートが貼り付けられているキッチンはどうも具合が悪い感じがします。なので、このTOTOのキッチンに関しては、クリスタルカウンターの白っぽい色に合わせたできるだけシンプルな面材を選んでみることにしました。
白系もたくさん種類があって、鏡面っぽいものやマットなもの、そしてシートの種類もいろいろありましたが、結局薄いグレーっぽい白を選んでみることにしました。結果的には、面材の中で一番安いクラス（笑）。ウッドワンの時と同じです。
食洗器はリンナイのフロントオープン、その他のIHやオーブンレンジ、タッチレス水栓、レンジフードなどもウッドワンと比較できるように、おおむね同じようなものを選んでみました。
あと一つTOTOのキッチンのいいところは、きれい除菌水がついてくること。ヌルヌルしがちなキッチンをいつでも気軽に除菌できることは魅力的です。さすが水回りのTOTOです。
というわけで、選んだオプションは以下の通り。
何だか全体的に白っぽいですね（笑）。家の雰囲気に合うかどうかわからないですが、とりあえず定価での見積をもらってみました。
定価ベースでは200万円を少し切るくらい。食洗器の分程度、ウッドワンより安いのかなぁという感じです。クラッソは上位機種とはいえ、ウッドワンよりは値引き率がいい可能性もあるので、Y工務店を通じて実際の見積をとってもらい、ウッドワンと比較しようと思います。
