八ヶ岳西麓 二拠点生活

海外居住中にもかかわらず、八ヶ岳西麓での二拠点居住を目指している50代夫婦の土地探し、家づくり、二拠点居住準備を中心としたブログです。将来的には移住を予定しています。

一時帰国

イースターの連休があるので、在宅勤務と組み合わせて、10日ほど一時帰国することにしました。航空会社はやはり今回もLCC。ご予算には勝てません。LCCでは機内食が出ないので、まずは空港で腹ごしらえ。

f:id:hippo-hippo:20240327210155j:image

朝からカレーです。最近は空港でも街中でも日本食がポピュラーになっていて、どこでも食べられるので助かります。でも朝からカレー?まだ朝の4時台です(笑)。

なんとなくLCCというと中古の機体で最低限のサービスといったイメージですが、今回乗ったLCCは機体も新しく快適です。シートはリクライニングこそできませんが、体にフィットして快適で、シートピッチも十分です。

f:id:hippo-hippo:20240327210849j:image

はっきりいって、シートピッチだけならANAとかよりもいいかも(もちろん、機内食や機内エンターテイメントは全然違いますが。)。

朝早かったのでボーッと機内で過ごしていると、飲み物やスナックの(有料)販売が始まりました。そこにはなんとカップヌードルがあるではりませんか!

f:id:hippo-hippo:20240327211505j:image

ちょうど小腹も空いたのでお買い上げ。250円ほど。高くありません。機内でカップヌードル!なんという幸せ。

モグラ

モグラと思われる土の盛り上がりが庭やその周辺のあちこちに。パッと見だとよくわからないですが、庭のこの付近は家の影になっていて、カチコチに凍っています。シャベルや三角ホーなどを使っても全く土に入っていきません。

f:id:hippo-hippo:20240321214212j:image

それなのに、この古墳のような土の盛り上がり。モグラよ、一体どんな筋肉を持っているのでしょう。しかし、こんな寒くても土の中に餌はいるのかな。東京では全く見たこともない光景に、人生で初めてモグラを身近に感じたのでした。

伊礼智先生と飯塚豊先生の対談

以前のブログで家づくりの際に参考にさせていただいた建築家として、伊礼先生と飯塚先生のお名前をあげさせていただきました。その時の記事がこちら。

家づくりで参考にしたもの - 八ヶ岳西麓 二拠点生活

 

なんとそのお二人が対談していました!

【独占公開】実は初めての対談…伊礼 智×飯塚 豊/工務店設計の現在地、課題と可能性、そして未来とは? - YouTube

1時間以上にわたる対談で、しかも、設計者や工務店の人あたりをターゲットにした対談なので、一般人にはあまり関係のない話もたくさん含まれていますが、それでも話のあちこちに設計のポイントのようなものが触れられていて大満足。

加えて、お二人がどういう人間関係の中で仕事をされてきたのか、評価している工務店はどのようなところなのか、設計者と工務店の役割、感覚的な伊礼先生と言語化しようとする飯塚先生、今後の建築の方向性など、本などではなかなかわからないお二人の人柄や違いなどもわかって、あっという間に時間が過ぎてしまいました(1.5倍速で見ていたというのもありますが)。またどこかで対談してもらえないかな。

ちょっとバンコク観光

帰りのフライトが土曜日の夕方だったので、午前中に久しぶりにちょっと観光してみました。まずは、もう10回以上は行っているのですが、あの寝姿がお気に入りのワットポー。

特に足の裏がお気に入りです。そのままチャオプラヤ川をフェリーで渡って、ワットアルンへ。相変わらず美しい。

装飾が本当に細かくて綺麗です。

20年前はまだバンコク初の都市鉄道のスカイトレインが一部開通したばかりで、観光するには、バスやタクシー、トゥクトゥクが必要でしたが、この20年でスカイトレインに加えて、地下鉄やモノレール、近郊電車などの整備が進み、ネットワークも大幅に拡充されて、観光もほぼ鉄道とチャオプラヤ川のフェリーだけで行けるようになりました。

驚いたのは、電動化がものすごい勢いで進んでいたこと。トゥクトゥクは、ほぼモーター駆動に。バスも民営化された会社がEバスを導入して、バンコクのあちらこちらを走っています。

青い色をしたバンコクのEバス

さらにはバスだけではなく、フェリーボートにもEの波が。このバスもフェリーもタイの企業が製造しているようです。インドやベトナムもそうですが、途上国でも新しい企業がどんどんEVのマーケットに参入していますね。

街中でも多くのテスラやBYDのEVを見かけました。最近のコンドミニアムではチャージングステーションの設置も義務付けされているようです。

EVも、電力供給の問題や発電構成、さらにはバッテリー製造時の二酸化炭素発生量の問題など、単純にエコでクリーンとは言えないのですが、40〜50年近く走ってると思われるバンコクの低運賃帯の赤バスが、HinoやMitsubishiのエンブレムをつけて走っているのを見ると、それだけ長期間の使用に耐える質のものを作っているという証明にはなるものの、日本が新しい分野への進出が遅れているという印象も与えかねないと少し懸念してしまいます。といっても自分で何かできるわけでもないのですが。

バンコクのノンエアコンの赤バス

 

微笑みの国

出張でトランジットで使うことはあっても、なかなか降り立つことのできなかったタイ。プライベートでは2017年以来、仕事では20年以上ぶりです。

今回のフライトは出張なのにLCCエアアジア。まぁ長距離ではないので、席が狭かったり、食事が出なかったりというのはいいのですが、困るのは機内持込制限の7キロ。PCや着替えを入れるとどうしても7キロにはおさまらず、預入荷物にしなくてはいけません。しかし、昔の経験からは荷物のピックアップに非常に時間がかかった記憶が。夜遅くに到着するので早くホテルに向かいたいのだけど空港での荷物待ちは避けたいところ。

LCC専用のドンムアン空港に到着したのは、夜の10時近く。あーこれから入国審査と荷物待ちか。。。しかし、何ということでしょう、入国審査はものの1分、そしてバゲージクレームエリアに降りていくと、もうターンテーブルが回っていて、私の荷物もグルグルしているではありませんか。20年前とは全く違うドンムアン空港の進化と効率性に驚いたのでした。

もう一つ驚いたのは会社のあるオフィスビルのエレベーター。まずオフィスに入るには、パスポート又はICチップ入りの政府発行IDカードを入れて行き先を指定してQRコードを発行してもらわないといけません。

これをゲートにかざすとビルの中に入れるのですが、今度はエレベーターホールにもQRコードの読み取り機があって、これにかざさないとエレベーターに乗れません。

エレベーターホールにある読み取り機

QRコードをかざすとどのエレベーターに乗るか指示が出され、そのエレベーターに乗ると今度は階を押すボタンがありません。

エレベーター内に階を押すボタンはありません

そう、指示されたエレベーターに乗ればQRコードに登録された階まで自動で運んでくれるというわけです。逆に指示された通りに乗らないと目的地に着けません。

20年前はエレベーターの中に人がいて、微笑みながらどちらまでとかやってたけど、(コロナを経て)ほぼタッチレスで機械のご指導を受けながらエレベーターに乗るように大きく変化しているようです。新しいものをどんどん取り入れるアジアの活力にまた感心したのでした。

冷蔵庫見せる?見せない?

最近ある人から、冷蔵庫が丸見えなのはどうかなぁと言われました。最近の設計では冷蔵庫を見えないように設置することが多いようですね。

確かに我が家の冷蔵庫は、思いっきりダイニングからもリビングからも丸見えです(笑)。

f:id:hippo-hippo:20240303100404j:image

でも山口工務店には配慮してもらって、冷蔵庫は上部と側面には目隠し用に板をはってもらったので個人的にはそれほど気にならないのですが。しかも動線的にはキッチンシンク、ダイニング、リビングからの最短距離上にあります。見た目はともかく動線的には大満足。

冷蔵庫を隠す場合には、キッチンの背面カウンターを大きくとって、引戸収納と一体としてその中に入れてしまうパターンや最近よく設けられるパントリーに入れてしまうパターンがあります。

マンションや背後が壁になるような間取りなら天井まであるような収納と一体で冷蔵庫を隠すというのは素敵だなぁと思います。我が家の場合には北側の景色を取り込むためにキッチン部分の開口は絶対だったので、この案は取れませんでしたが。

パントリーには最近他の電子レンジ等の家電を収納する方も多くて、冷蔵庫もそこに収納とされる方もいるようです。スッキリとはしますが、気をつけたいのは動線。シンクまでの距離が長くなるとちょっと非効率です。特に、パントリーの入り口がキッチンのコンロ側に設けられていると、調理動線が長くなりがちなことに加え、ダイニングやリビングからの距離も遠くなり、しかもキッチン内で動線が交わりがちになって危険なこともあります。

実は以前に冷蔵庫がパントリー内に設置された家に住んだことがあるのですが、上記のような理由で使い勝手は今一つでした。というわけで、今回は動線優先、景色優先で冷蔵庫が見える配置となった次第。

でもこの冷蔵庫、引越しでそのまま持ってきたのですが、もう少しこの家の雰囲気に合う色みのものに買い替えたほうがいいかなぁ。もう15年も使ってるし、そろそろかも。