八ヶ岳西麓 二拠点生活

海外居住中にもかかわらず、八ヶ岳西麓での二拠点居住を目指している50代夫婦の土地探し、家づくり、二拠点居住準備を中心としたブログです。将来的には移住を予定しています。

電力プラン?いつお湯を沸かす?

電力料金が上がっていますね。我が家には6kwの太陽光パネル、8kwの充電池があります。電力消費で大きいのは電気温水器(訳あってエコキュートではないので消費電力多め)による給湯機器です。

一方、中部電力で選べる電力プランは、夜間電力が安くなる(昼間電力は無茶苦茶高い)スマートライフプラン(夜間16.63円/kwh 昼間38.95円/kwh)か通常の従量電灯料金(120kwhまでは、21.33円/kwh、300kwhまでは、25.80円/kwh)のいずれかになります。この諸条件の中で、どの組み合わせが安いのか。ただし、正確には再生可能エネルギー賦課金(23年度1.4円/kwh)と燃料費調整(現在は政府の補助金のおかげで若干のマイナス)が足し引きされますので、そうシンプルでもありません。

ちなみに、売電単価は今年度からは16円/kwhになっていますので、ほぼスマートプランの夜間電力料金と同じになっています(ただし、再生可能エネルギー賦課金と燃料費調整額を無視した場合)。

まず、電力料金の設定ですが、これは最初から工務店の方の電力プランの申し込みがスマートプランになっていましたので、これをベースに考えることにしました。オール電化なので当然これでしょという形で設定されたのだと思います。

最も消費電力の大きな給湯の時間帯ですが、デフォルトで深夜に焚き上げるように設定されています。お湯の使用量にもよるのですが、大体深夜3時くらいから沸かし始めて5時か6時くらいには焚き終わるようになっているようです(夜間電力は8時まで)。実際の給湯時間帯はこんな感じです。

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深夜3時過ぎから5時くらいにかけて消費電力が大きくなっています。

これを昼間の太陽光を活用するために昼間に湯沸かしさせるためにはどうしたらいいのでしょう?最近のエコキュートの中にはおひさまエコキュートなど太陽光を活用して湯沸かしをする機能がついているものもあるようですが(エコキュートの場合には、ヒートポンプの特性から夜間よりも昼間に湯沸かしした方が効率的なのでその面でも有利)、我が家の電気温水器にはそんな機能もないので、リモコンの時計をずらすことにしました。夜中の3時から沸かしているのを昼の10時頃から沸かすように、時計を7時間ずらします。その結果、見事に昼間の時間に湯沸かしをするようになりました。

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しかし、よくよく考えてみると、いくら太陽光発電を使って昼間お湯を沸かしたとしても、もし使わなければ中部電力に16円/kwhで売電できるので、機会費用としては深夜電力を使った場合と変わらないということに気づきました。おーなんということだ。有頂天になっていたのに(笑)。むしろ、雨天の時など、非常に高い電気料金を払わなくてはいけないリスクもあります。うーん。夜間電力以外の時間帯はほぼ蓄電池で賄えますので、特に無駄遣いしなければ高い昼間料金は払わなくて良さそうです。

 

というわけで、政府の方でも電気料金の補助の継続を決めたようなので、この補助が続く限りは、充電池も電気温水器も夜間電力を活用することにしました。補助金がなくなって、夜間電力の料金が売電料金よりも高くなるようであれば、また時計を戻そうかと思います(笑)。

一生懸命考えたのに。。。。。