八ヶ岳西麓 二拠点生活

海外居住中にもかかわらず、八ヶ岳西麓での二拠点居住を目指している50代夫婦の土地探し、家づくり、二拠点居住準備を中心としたブログです。将来的には移住を予定しています。

長野県の土地を探すー八ヶ岳エリア(4) 別荘地外の土地

別荘地の物件を30件近く見てみましたが、ピンとくるものがなく、別荘地外の物件を茅野市、原村周辺を中心に探すこととしました。物件として探したのは、別荘地のある地区と既存の集落のある地区の中間にある移住者が比較的多く移り住んでいる地区です。道路でいえば、エコーライン付近の標高1000~1200mあたりをターゲットに不動産屋さんに物件の紹介をお願いしました。なお、富士見町は、富士見高原別荘地以外だとほとんどが既存集落内にしか物件がないということなので、とりあえず対象から外しました。

お願いした不動産屋さんは、茅野市にある蓼科グリーンビュー開発さん、原村にある石井企画さんと宮坂建設さんです。蓼科グリーンビュー開発さんは、茅野市と原村の八ヶ岳山麓沿いに多くの物件をお持ちで、仲介だけではなく、自ら宅地として開発された物件もお持ちです。一方、石井企画さんは原村中心に多くの仲介物件をお持ちでした。一方、宮坂建設さんは、自ら土地を所有者さんから取得して道路や上水(井戸)などを開発して売却する自社物件を多くお持ちでした。それぞれに、物件の特色はありながらも、各社には本当に丁寧にご対応いただき、また、いろいろとためになるお話もたくさん伺うことができました。いずれの会社さんも本当におすすめです。お世話になりました!

私が現地に訪問した10月下旬~11月上旬の段階では、住宅物件もそうでしたが、土地の物件も非常に物件数が少なくなっており、特に原村では仲介物件がほとんどない状況でした(石井企画さんからもそのようにご説明を受けました)。でも、石井企画さんには、お時間を割いていただいて、原村をあちこち案内していただき、原村全体の様子や地区ごとの違いなども知ることができました。少し標高が低めの村営別荘地地区や上里地区あたりが移住者に人気ということでしたが、やはり物件がほとんどない(泣)。

実は、蓼科グリーンビュー開発さんが取り扱われていた上里地区の変形形状の土地がいいなと思っていたのですが、直前に商談中に(泣)。なかなか土地とのご縁というのは難しいですね。何か月も売れていなかったのに、直前になって商談中になるとは。蓼科グリーンビュー開発さんには、茅野市の原村との境に近いエコーラインよりも少し上がった土地もご紹介いただき、大きさ、値段、上下水整備といった魅力的な内容でした。眺めもすばらしく、ここに決めようかとも思いましたが、周囲に5軒ほど既存住宅があり、妻がピアノを弾くときに音の問題があるかもと悩み決めきれませんでした。蓼科グリーンビュー開発さん申し訳ありませんでした(その後すぐに売却されたようです)。

原村の宮坂建設さんには、自社で開発された物件を中心に4物件ほど見学させていただきました。いずれも魅力的な物件でしたが、そのうちのエコーライン近くの1件(数区画開発された最後の1区画でした)に、なぜかビビッと来てしまいました(笑)。小さな川沿いの物件で、それまでであれば、土砂災害とか気にして検討もしなかったような物件だったかもしれませんが、その時に聞いた川の音になぜか魅力を感じてしまったのでした。というわけで、この物件を候補案件として検討することになりました。妻は一緒に一時帰国しなかったので、Face Timeとメール、写真で連日協議です(笑)。