八ヶ岳西麓 二拠点生活

海外居住中にもかかわらず、八ヶ岳西麓での二拠点居住を目指している50代夫婦の土地探し、家づくり、二拠点居住準備を中心としたブログです。将来的には移住を予定しています。

売却か賃貸か

八ヶ岳西麓に家を建てるにあたり、東京にあるマンション(もっとも私の所有物ではなく妻のものですが)をどうするか悩み中。これまでは一時帰国時とかコロナの時の一時滞在先として活躍してくれましたが、八ヶ岳に家ができれば必ずしも必要なくなってしまいます。とすればせっかくのアセットを活用しない手はない。八ヶ岳の家の方の資金手当は別途する予定なので、アセットの活用の検討について比較的時間と方法の自由度はあります。

大きく分けると売却と賃貸があります。昨今のインフレ傾向を考えると、売却して金融資産に変えてしまうよりも実物資産を持っていた方がいいかなぁと思ったり、一方で、今はマンション価格が中古でも高いので売り時!と聞いたりするとそちらに心が傾いたりもします。もう一つの要素は、マンションにもあるピアノ用の防音室の評価。結構しっかりした防音室が作ってあるのですが、一方で3LDKの部屋の一つが防音室になっていて、クローゼットとかも取ってしまっているので普通の方には使いづらいかもと思ったり。

プロの意見も聞いてみようと、ちょっとしたオンラインセミナーに参加してなかなかいいかもと思った、「東急たくす」さんに相談してみることにしました。東急たくすさんは、居住用の不動産資産が子供が独立したりして大きすぎになったり、移住したり、老後資金を確保したかったり、といった理由でなんらかの居住用不動産の活用が必要になったときに、その窓口として相談に乗ってくれます。売却、賃貸、転貸などのオプションごとにどのくらいのマーケット評価があるかも教えてくれます。方向性が決まれば、東急リバブルさんなどのグループ会社を通じて、売却や賃貸の支援をしてくれます。また、賃貸に出す場合には、オーナーの代理人として、入居者の募集、賃貸料の回収、日常的な維持管理などを提供してくれるサポートもあります。

さて築10年超のわがマンションはどうであったかというと。。。売却見込み価格は、購入価格よりも若干高い程度。なるほど噂通りのようです。賃貸に出す場合にもそれなりの賃料が取れるようですが、利回りの観点からはそれほど高い利回りは期待できないとのことでした。まぁ売却価格が上がっていることが要因としては効いているようです。

東急たくすさんによれば、当面の資金ニーズがないのであれば、インフレ懸念もあるので賃貸で考えたらどうか、防音室は音楽家やゲーマー、IT系在宅勤務者などに一定のニーズがあり若干の賃料上乗せも期待できる、ということでした。ただ、入居者が決まるまでには、若干長い時間が必要とかもしれないとのこと。なるほど。

基本的に賃貸の方向でさらに検討することとし、東急たくすさんに一度居住マンションを見てもらうことにしました。実際に賃貸に出すことになれば、東急さんに代理人として賃貸業務をお願いしようと思います。遠くに離れてしまうと、なかなか賃貸業務を自分たちでやることは難しいと思いますし、賃貸業務の勘所もないので、これは必要経費かな。賃料収入が老後資金か将来のリフォーム費用の足しにでもならないかと勝手に夢が膨らんでいます(笑)。