八ヶ岳西麓のエリアでは買い物に移動に車は必須。多くの家庭では自家用車を複数所有しています。我が家では、自分が海外にいることもあり、車は一台だけ。
そんな中、運転免許証の更新のため、塩尻にある運転免許センターに行く必要があったのですが、あいにく妻が車を利用中であったため、公共交通機関で免許センターに行くことに。運転免許センターは塩尻駅から歩いて10分くらいなので問題ないのですが、どうやって塩尻駅まで行くのかが問題。家から最寄りの中央線の駅まではGoogleマップで確認すると1時間以上。気候のよい時ならともかく、氷点下10度近い気温の中歩きたくはありません。
この地域では、茅野市が「のらざあ」というオンデマンドバスを、原村が「セロリン号」というコミュニティバスを、富士見町が「すずらん号」という運行時間の決まったデマンド交通を走らせてます。このうち、家からもっとも利用しやすいセロリン号が最寄りの駅に行くのに使えることがわかりました。
バスとはいってもこんな感じのバンの改造車です。
朝7時頃のバスに乗ったのですが、10席ほどの車内はほぼ満席!通学に利用する高校生が主なお客さんです。駅に着くとセロリン号にいた高校生に加えて、駅まで親に車で送ってもらった高校生でホームはいっぱい。このあたりは高校が少ないので、セロリン号や送迎で最寄りの駅まで来て高校に行くようですね。
運転免許証の更新が終わった後にもやはり駅から最寄りの停留所までセロリン号で。ただ1日の運行本数は4-5本なのと、必ずしも電車との接続が考えられていないので、あまり効率的な移動とはいえず。お客さんも私以外にはお婆さんが一人だけ。あとで資料を見ると平均乗車数も1-2人程度のようなので、朝夕の通学はともかく、コミュニティバスとして定期運行するのはなかなか大変かもしれないですね。
と思っていたら、このセロリン号、2月からは茅野市と同じシステムののらざあに再編されて、オンデマンド交通に生まれ変わるとのこと。
https://www.vill.hara.lg.jp/docs/152738.html
新しい技術を使ってより効率的な使いやすいサービスになるといいですね。仮想バス停も設置され、電車や高速バスとの接続もとりやすくなって使いやすくなりそうです。将来的には自動運転技術が実用化されてもっと便利になると確信しています。
ちなみにせっかく公共交通機関を使って塩尻に行ったので、免許センターに近い五一ワインに行って朝から試飲。昔から何度も飲んだことのあるワインを作ってくれる馴染みのワイナリーです。
マスカットベリーAはあまりこれまで好きでなかったのですが、試飲した五一ワインのマスカットベリーはタンニンもしっかり感じられて美味しかったので購入。こういう普段飲まないワインを試飲できるチャンスがあるのもワイナリー訪問のいいところ。この他にあまり外では買えないセイベルという酸味の効いた白ワインも購入。公共交通機関とワイナリーに満足満足。