八ヶ岳西麓 二拠点生活

海外居住中にもかかわらず、八ヶ岳西麓での二拠点居住を目指している50代夫婦の土地探し、家づくり、二拠点居住準備を中心としたブログです。将来的には移住を予定しています。

農地

ぶどうにしろ野菜にしろ農業を始めようと思うと農地が必要です。しかし、この農地を手に入れることが結構難しい。基本的には農地法の制約があって、その農地を利用して安定的、長期的に農業を継続できることを証明しなくてはいけません。これには技術的なことや資金的な計画も含まれるので新規就農者にはなかなか厳しいものがあります。

周囲をみるとこんな感じの耕作しているんだかしてないんだかわからないような土地がたくさんあるんですけどね。

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また農地法の要件が漠然としており、具体の解釈が地方公共団体によってかなり違うこともあるようです。耕作放棄地や後継者不足に悩む自治体は新規就農者の農地取得に比較的柔軟かつ前向きに解釈してくれるところもありますが、それほど困っていないところでは、この法律の解釈を厳格に、どちらかと言えば既存農業者を保護するかのような運用をしているようなところもあります。

例えば、耕作地の最低面積要件というのは、最近の法改正で撤廃されなくなったはずなのですが、事実上これを農地取得の条件のように解釈しているところもあるようです。

確かに農業は、水利権や農薬使用など近隣の耕作者と共同で管理したり調整することも多いですし、そういった(既存の)コミュニティで農業をやってくれるのかとか、始めたのはいいけどすぐ耕作を放棄するんじゃないかという心配があるのも分かります。一方で、あまりに高い参入障壁は今後の持続的な農業のためにも有益とはいえません。

現実問題として、農家の高齢化や後継者不足で耕作放棄地や補助金頼みのそばを形だけ耕作しているケース、トラクターは入れるけど何も栽培していない畑などかなり問題が多そうです。

この農地の流動性の低さと農業への参入障壁にどう対応していくのか、自治体の取組みの違いと合わせて今後いろいろな結果の違いが出てくるかもしれません。

今のところ、農地が出てくるのは相続絡みで相続人が農業などやらないので売りたいというケースが多いようでかなり限られているようです。