八ヶ岳西麓 二拠点生活

海外居住中にもかかわらず、八ヶ岳西麓での二拠点居住を目指している50代夫婦の土地探し、家づくり、二拠点居住準備を中心としたブログです。将来的には移住を予定しています。

ダウンライトの種類

我が家では、勾配天井になっているリビング、ダイニングや高天井になっているピアノ部屋などは、天井の杉板張りや梁をできるだけきれいに見せるため、ダウンライトを採用しないことにしました。また、玄関と玄関からリビングダイニングへの廊下もダウンライトではなくブラケット照明を採用予定です。したがって、玄関に入ってから、リビングダイニング、そしてピアノ部屋に至るまで、すべて杉板張りとなる天井の照明によるノイズは最低限になるはずです。

逆に、ダウンライトは基本的に何か作業をする機能性が必要となる場所、1階下屋にあるキッチン、洗面所、脱衣室、スタディコーナーと収納を兼ねた廊下部分とWICのみに設置予定です。寝室にも1灯だけダウンライトを入れますが、最初の案の2灯を減らし、できるだけノイズが少なくなるようにしました。

照明計画全体については、以前の記事をご覧ください。

hippo-hippo.hatenablog.com

一体型か交換可能型か

ダウンライトは最近は基本的にはLED電球だと思いますが、LEDダウンライトには一体型という一般的に使われているものと、交換可能型の2種類があります。一体型は安価で種類も多いので通常はこちらが採用されるケースが多いと思いますが、LEDランプが切れた場合には自分でランプだけ交換できず器具ごと全体を業者に交換してもらう必要があります。一方、交換可能型は、一体型に比べると少し値段が高く(実質1000~2000円くらいの差額だと思います)、種類も少し少ないですが、ランプが切れても自分で交換することができます。

LEDランプは40,000時間程度は持つことが多く、ランプそのものの寿命よりも器具の方の寿命が先に来る可能性があるため、ランプ交換できることの意味がそれほどないと言われることもあり、どちらにしようか悩まれる方も多いと思います。

私たちは、LED交換型のダウンライトを採用することにしました。オーデリックのGX53というシリーズです。

交換可能型LEDダウンライト オーデリックのカタログより

交換型LEDダウンライトにした理由ですが、私たちの家の場合には、すべてのLEDダウンライトは、低い天井位置(2200又は2380㎜)に取り付けられるため、足場など不要で自分で交換が可能なこと、LED電球は時として急に切れたりすることもあり、そうした場合に、1つや2つの電球交換のために業者を呼ぶのは面倒なこと、値段も以前に比べればだいぶ安くなっていること、種類も最低限必要の60w/100w相当のLEDや調光調色などできるものがそろっており、私たちの求めるものとしては十分なこと、などです。ダウンライトの数も限られているので、差額もそれほどではないと判断しました。

調光調色とリモコン

ダウンライトに限らずですが、照明の色は基本的には電球色にしています。電球色は少し暗く感じますが、特に作業をしないのであれば、温かみもあるし、睡眠への導入を促すという意味でも電球色の方が優れていると思っています。シニアにとっては重要なポイントです(笑)。したがって、多くのダウンライトでは、電球色の60w相当ののダウンライトを標準に計画をしました(ただし、洗面所の鏡上についてのみ、温白色)。

ただし、細かい作業をすることになるキッチン(シンク上)については、やはり昼白色(蛍光灯色)が望ましいので、調光調色ができるダウンライトにすることにしました。キッチンの照明はダイニングの横にありますので、キッチンでの作業が終了し、必要であれば、昼白色から電球色に調色することも可能になりますし、ダイニングの照明が少し足りなければ、調光で光量を落として補助照明として使うこともできます。

寝室のダウンライトについては、必ずしも調色できる必要はないのですが、調光はできると便利なこともあるかと思い、やはり調光調色のできるダウンライトにしています。以前であれば、調光器を壁に設置する必要があったのですが、最近は、お手軽なリモコンで調光調色することができますし、値段もお手頃です(さらに節約したければスマホを使うこともできます)。

調光調色リモコン オーデリックカタログより

このリモコンは、マグネット付きのホルダーで壁付けにもできますが、リモコンにはマグネットがついているだけなので取り外しも簡単で、また、逆に冷蔵庫などに取り付けることもできます。キッチンであれば、わざわざ壁付けのホルダーに入れなくても、冷蔵庫につけておくことで十分かもしれません。また、寝室は従来型の調光器よりも明らかにリモコンの方が便利ですね。

IOTやAlexaなどを使って、もっと本格的にリモートで照明をコントロールするやり方が今後主流になるかもしれませんが、子育て共働き家庭などで忙しく時間がないといった家庭でもないので、ちょっとよくわからないところには手を出さないでおきました(笑)。

人感センサーと調光器

この交換可能型ダウンライトのシリーズには人感センサー付きのものもありますので、玄関収納のダウンライトは人感センサー付きのものにしてもらうことにしました(ちなみに玄関の照明はブラケットですが、そちらも人感センサー付きの予定)。

トイレのダウンライト(照明)も人感センサー付きにする方もいらっしゃるかと思いますが、私たちは、夜中にトイレに行ったときに、人感センサーで明るく照らされて目が覚めてしまうのは嫌なので、センサー付きは採用しないことに。トイレはあえて従来型の調光器で調光可能なダウンライトにして、夜中にトイレに行ったときに最小限の照明だけにすることが可能とする予定です。間取りを考えるときも、寝室からトイレの距離が検討課題になりましたが、夜中にどのようにトイレに目が覚めないように行けるかは、この年になってくると最重要事項です(笑)。