八ヶ岳西麓 二拠点生活

海外居住中にもかかわらず、八ヶ岳西麓での二拠点居住を目指している50代夫婦の土地探し、家づくり、二拠点居住準備を中心としたブログです。将来的には移住を予定しています。

照明計画

実施設計図と平行して、Y工務店さんとは照明計画を検討してきました。ハウスメーカーさんとかでよくあるコーブ照明のような建築化照明は一切採用しておらず、通常のダウンライト、ブラケットライト、スポットライト、ペンダントライトによる照明のみです。

照明計画の基本は、Y工務店さんに提示してもらい、大きな方向性について違いはなかったのですが、以下のような点を基本として照明計画を考えました。

  • 光の陰影のコントラストと奥行きを作るため、基本的に多灯式の照明を採用。したがって、シーリングライトは使わない。
  • 明るさは求めないので多くの照明をつけすぎない。足りなければ、フロアーライトで補完。
  • 調色は基本的には電球色(例外は洗面室のうちのダウンライト1灯)。
  • 玄関からLDへの廊下、ダイニング、リビング、ピアノ部屋兼図書室、寝室、和室と趣味部屋には原則としてダウンライトを使わないで杉板の天井をきれいに見せる(例外はダイニングのペンダントライトと寝室のダウンライト1灯)。
  • 作業する場所にはダウンライトを使う(キッチン、WICなどの収納エリア、洗面所、脱衣室、スタディルームなど)。
  • ブラケットライトは主張しすぎない壁と同系色の白色カバーのもの中心。
  • ピアノ部屋兼図書室は、ピアノへの照度の確保の観点からスポットライトを使用。
  • リビングと寝室は調光可能はものに。また、キッチンシンク上は調光調色可能なものに。
  • 寝室の照明は、リモコンで操作可能なものに。

でも実際に照明計画図を見てみると結構照明がありますね(笑)。二階はシンプルなので一階だけだとこんな感じ。

照明計画 一階

照明計画はなかなか難しいですね。家の間取りや天井の高さにも左右されますし、明暗のコントラストや明るさの程度は人によってだいぶ感じ方が違うので。

一つだけ特徴的な照明としては、リビングの梁の上に、大光電機さんの「梁の上のせたろう」という照明を採用する予定にしたことです。これは、梁の上に照明を設置し、一種の間接照明的な効果が得られるものです。こんな照明です。

大光電機 梁の上のせたろう

大光電機さんの照明は、ネーミングが面白いものが多いですね(笑)。この照明は、多くの場合、天井が白っぽくて反射率が高いところに使うようなので、果たして杉板の天井でどの程度効果があるか、また、明るくなるかわかりませんが、目立たない形で間接照明的な効果が得られるので、とりあえず使ってみようということになりました。リビングですので、あまり明るい必要もないですし、もし何か読書や作業するのに明るい照明が必要な場合には、フロア照明を置こうと思っています。個別の照明器具については、機会があればまた別に紹介したいと思います。