八ヶ岳西麓 二拠点生活

海外居住中にもかかわらず、八ヶ岳西麓での二拠点居住を目指している50代夫婦の土地探し、家づくり、二拠点居住準備を中心としたブログです。将来的には移住を予定しています。

サッシ 建具の高さは? 2000mm?

実施設計図を見ると、サッシ(掃出し)や建具の高さは2000mmになっています。決して低いわけではなく、標準的な高さだとは思いますが、最近は、2200mmや天井面と高さをそろえるために2400mmにされている方も多いかと思います。サッシの高さが高くなるとより多くの採光がとれますし、建具の高さを天井面に揃えると垂れ壁がなくなり、すっきり見えたり、広く見えたりします。また、大開口部を設けて連続窓を設置したり、吹抜け上部に高窓を設けるなどして、より開放感と明るさを求める方もいます。

私たちも2200㎜や2400㎜の窓がいいかなと思ったこともありました。もちろん、コスト面のこともありましたが、そもそもそんなに明るい直射日光をリビングに目一杯入れたいのかなと思うと、実は必ずしもそうでもないなと。明るい直射日光が広く深く差し込む部屋は、目も疲れますし平板な感じがして落ち着きません。紫外線はお肌にもよくないし(笑)。それよりは、明るいところと暗いところのコントラスト、明るい光が家の中を反射しながら部屋をまわる優しい明るさ、北側からを含む多方面からの時間の経過とともに変化する光、こういったものが落ち着くような気がします。要は、年を取っているということかもしれませんが(’笑)。

もちろん、明るさも冬の日射取得も大事ですので、バランスの問題ではあるのですが、果たして、自分が感じるバランスはどうなのか。こんな楽しみもあります。

建具も自然素材で製作してもらうので、反りの問題や重さの問題を考えると無理して天井面に高さをそろえることもないかなと思っています。